2014年9月4日

GRAFFの大粒ダイヤモンドは圧巻!21世紀のキング・オブ・ダイヤモンドが日本橋高島屋にOPEN

GRAFFが日本橋高島屋にオープンしました。

世界のセレブを魅了するGRAFF Diamondsハリー・ウィンストンに並ぶハイジュエリーブランド

泣く子も黙る世界5大ジュエラーは、ハリー・ウィンストン、ティファニー、ブルガリ、カルティエ、ヴァンクリーフ&アーペルの5つです。中でもキング・オブ・ダイヤモンドと称されるブランドがハリー・ウィンストンです。

そして、21世紀のキング・オブ・ダイヤモンドともいえるブランドがGRAFF(グラフ)です。大粒かつ極上のダイヤモンドを取り扱うジュエラーとして、世界にその名を馳せる一流ブランドGraff Diamondsですが、日本ですとハリー・ウィンストンほどの知名度はないかもしれません。

日本国内におけるGRAFFは、2007年にペニンシュラ東京にサロンを開設して初上陸を果たし、伊勢丹新宿店、福岡三越、大阪高島屋 、大阪阪急、そして今年の8月30日に高島屋の日本橋店にオープンした新店舗と全国6店舗になります。

GRAFFはロンドン・ボストンストリートに本店を置く高級ジュエリーブランド。

1960年創業で、老舗ジュエリーブランドと比べますと若いブランドです。(ティファニーは1832年創業です)

ローレンス・グラフ氏が一代で築き、現在もブランドを牽引

GRAFFのブランド名は設立者・ローレンス・グラフ氏の名前です。ローレンス・グラフ氏はロシア系イギリス人で貧しい家庭に育ったそうです。15歳でジュエリー工房で見習いとして働きはじめました。ダイヤモンドを見極める力、製作・修理の技術、ビジネス感覚が優れており、なんと24歳の若さで、ロンドンでジュエリーのブティックを構えました。ここからGRAFFはスタートしました。

1966年にはダイヤモンド・インターナショナル賞を受賞、そして世界の王族・超富裕層向けに大粒のダイヤモンドを売りはじめ、トップ・ジュエラーの仲間入りを果たします。

GRAFFの取り扱うダイアモンドは、希少な大粒のダイアモンドの数多く保有し、各国に原石収拾・研磨・セッティング・卸売・販売を一貫体制で行うなど新しい宝石ビジネスを築きます。大きく成長したとはいえ、管理は徹底しており、なによりも創業者が第一線で活躍している数少ないジュエリーブランドです。またファンシーカラー・ダイヤモンド(カラーダイヤモンド)の保有の多さや大粒なものが得意としています。イエローダイアモンドは世界市場の66%を握っています。

そして大粒ダイヤモンドを得意としているGRAFFは、ソルテールリングにおいては「1カラット以上しか扱わない」としています。

ローレンス・グラフ

「ベストな商品をベストな価格」で顧客との信頼関係を何よりも大切にし、大きさ・品質を考えて他のブランドに比べお得感があるのもGRAFFの特徴かもしれません。

ダイヤモンドへのあくなき拘り

2010年にスイス・ジュネーブで開催されたサザビーズのオークションに、米高級宝飾店「ハリー・ウィンストン」創業者の故ハリー・ウィンストン氏がかつて保有していたこともある希少価値の高いピンクダイアモンドが出品されました。

なんと24.78カラット!

オークションで落札された宝石史上最高額の約4,616万ドル(約38億4,000万円)で落札されました。凄いですねぇ!

もちろんこのダイアモンドを落札したのはローレンス・グラフ氏。

24.78cts Emerald-cut Fancy Intense Pink VVS2 Type2a24.78cts Emerald-cut Fancy Intense Pink VVS2 Type2a

しかも、それまでの最高額は2008年にクリスティーズで落札された35.56カラットのFancy Deep Grayish Blue VS2の約23億円だったのですが、これもグラフ氏です。自分で自分の記録を塗り替えたのです。

グラフピンク

Graff Pink

ローレンス・グラフ氏が落札したピンク・ダイヤモンドですが、コレクションのためだけの落札ではございません。

ローレンス・グラフ氏はダイヤモンドをこよなく愛する職人です。

世界一美しい大粒のピンク・ダイヤモンドをさらに美しく魅せるために、GRAFFがじっくり時間をかけてGRAFFのジュエリーに仕上げたのが左の写真です。

色味と輝きをより引き立たせるために、カットと研磨をしたため0.9カラット減って、23.88カラットです。

Graff Pinkと名付けられました。

 

彼の言葉で「毎年が成功の年だった」とありますが、そんな人生あるのですかね?成功する方って常にアンテナを高くし、絶対チャンスは見逃さない精神があるように思います。まさにイギリスドリームです。 一代で財を得るひと握りの方たちに共通していることは、エネルギッシュ・リーダーシップを発揮し失敗を恐れずポジティブで冒険心があります。スパイスとして野心がないとダメですよね。露骨に出すのは下品なのであくまでもエレガントに。

GRAFFが日本橋タカシマヤにオープン!一般公開前のレセプションにいってきました!

8月30日に、日本で6店舗目、都内では3店舗目となるグラフの店舗が日本橋高島屋2Fにオープンしました。一般公開に先駆けてレセプションに招待されまして、行って参りました。

大粒ダイアモンドを得意とするジュエリーなのでこことぞばかりに、大粒にこだわって試してきましたよ。

数年前から5カラットのダイアモンドを密かに狙っており、ただいま研究中です。

グラフのダイヤモンド

こちらは、GRAFF価格で言えばお買い得品約5カラット、Mカラー・VS2・ブリリアンカット・価格2000万円なり!Mカラーでも輝きがありますね。

グラフのダイヤモンド2

こちらはオーバルカットの指輪です。個人的にオーバルカットは好きです。カット面はブリリアンカットに比べ少ないですが、その分輝きがソフトに見えます。10カラット・Dカラー・VS2?・オーバルカットでお値段聞くのを忘れてしまいました。

グラフのジュエリー3点セット

今回のレセプションで一番気に入った3点セットです。総額なんと約1億円です。時計1340万円・指輪5500万円・ブレスレット2300万円。指輪は、5.2カラット・Gカラー・VS2・トリプルエクセレント。ブレスレット総カラット18カラットで1粒が約0.7カラットくらい。もう圧巻で、身につけていて幸せな気分を味わう事が出来ました。

graff-ruby-butterfly-watch

Graff Ruby Butterfly Watch

3点セットの中の時計をもう少し詳しくご紹介しますね。

こちらの時計は、文字盤の中に22個のダイヤモンドと78個のルビーが施され、さらに335個ダイヤモンドが周囲を覆っています。

ルビーのレッドに合わせた赤のクロコダイルの本革のバンドもステキです。

ルビー以外にエメラルドをあしらったGraff Emerald Butterfly Watch、サファイアをあしらったGraff Sapphire Butterfly Watchもあります!

もちろん、エメラルドはバンドもエメラルドグリーンのバンド、サファイアはサファイアブルーのバンドになります。

エメラルドが施されているものは、ハリウッドセレブのミランダ・カーさんがお持ちのようですよ。

最後に最も高額だった指輪を紹介します!

グラフの10カラットの大粒ダイヤモンド

何と1億8000万円なり!約12カラットDカラーに加えVVS1というクオリティなるほどですね。まるでキャンディーのような大粒ダイヤモンドは凄い迫力があり、パワーを貰えます。いやそれにしてもいいお値段。10カラット以上のダイヤモンドを試せる機会はなかなかありませんし、お店で見せてくださいとも言いづらいくこのような機会だからこそ試せるチャンスです。

ダイヤモンドの由来

ダイヤモンドと言う言葉は、ギリシャ語のアダマスが語源です。おそらく自然界で最も硬い物質であることから、そのように呼ばれたのでしょう。
ダイヤモンドは、1725年頃ブラジルで発見されるまでインドが唯一の産地だったそうです。インドでは、紀元前800年頃にはお守りとされその頃から価値がありました。その後、ペルシャのインド侵略を契機にダイヤモンドがヨーロッパ各地に伝わったと言われています。かつてインドでは、原石の欠点だけを取り除くカット方法をしており、原石の目減りを最小限度にとどめていました。
その後、15世紀ヨーロッパでは、王室の女性たちがダイヤモンドを身につけるようになり現在の研磨技術の元となるダイヤモンドパウダーを使用する新しい研磨技術が開発されました。
17世紀の中頃にはマザランによってブリリアンカットの原型が発明され、改良が加えられたそうです。
ブリリアンカットはダイヤモンドの輝きを最も引き出せる画期的なものですが、原石のロス率が50%以上ととても贅沢なものでもあります。

ダイヤモンドの輝きについて

ダイヤモンドの美しさを左右する輝きは、「虹色の分散光」・「強い輝き」・「きらめき」のほどよいバランスで成り立っています。太陽光光線や電灯の下では、赤・黄・緑・青の分散光がダイヤモンドの内部から放たれダイヤモンドを動かすと、強い光を伴ってキラキラとひかりなんとも神秘的です。その「分散光」・「輝き」「きらめき」の三つのバランスは、カッターが決める角度によって微妙に変化します。ダイヤモンドの原石は、自然の力により一つひとつ個性を持ってまた人間の技術によって一つひとつ個性が与えられます。どんなにクオリティが高いダイヤモンドであっても何か心に響かないダイヤモンドもあります。

ダイヤモンドの品質の見分け方

ダイヤモンドの価値は、美しい輝きと希少価値で決まります。この美しい輝きは、素材の良し悪しとカットで価値が決まります。では美しく輝くダイヤモンドの絶対条件とは何でしょうか?

① 原石の透明度が高い素材である

② グレイ・ブラウンみ・蛍光性・結晶成長において生じるねじれの線がない素材である

③ 優れたカットが施されているか

ダイヤモンドの希少価値について

☆ 重量(カラット)・色(カラー)・内包物やキズなどを表す(クラリティ)を確かめましょう。ルーペを使えば自分でも確認出来ますよ。1カラットの重さは、0.2グラムの単位で1カラットより3カラットの方が希少価値があるとされます。

☆ カラーは、無色透明が最も希少価値があるとされ、GIA(米国宝石学会)基準によるとD~Zの23段階方式でカラーが決められます。

☆ 結晶時に取り込まれた内包物(インクルージョン)といい、その等級は、10倍の拡大でも発見する事が困難なものからVVS・どうにか発見できるVS・楽に発見できるSI・肉眼で見えるIに分類されています。10倍の拡大で見えないということは、ダイヤモンドの美しさに直接関係ありませんが、VVSは希少価値が高いと判断されます。

ダイヤモンドの選び方について

やはりクオリティの高いものを選ぶのが一番です。特に資産性を考えるのであれば、Fカラー・VS2以上のもの。小粒のダイヤモンドは、Gカラー、SL1以上を目安に。

GRAFFの素晴らしい作品に触れてブランド力というものについて深く考えさせられました。

ジープラス化粧品看板成分でもある「フラーレン」は、ダイヤモンドと同じ炭素から構成され出来ています。ですから、私にとってもダイヤモンドには特別強い思い入れがございます。

一つひとつ個性が異なり自然・大地のパワーを与えてくれるような大好きな石です。今回GRAFFのレセプションに伺い、一代でトップジュエラーになったローレンス・グラフ氏には大変学ぶ所も多く、宝石としてのクオリティ・顧客の満足度・マネジメント・起業家としての精神などが兼ね備えているからこそ、ブランドビジネスの成功に繋がったのではないかと思いました。成功を収める経営者の鉄則として、チャンスと見逃さず、犠牲を払う事のできるごく限られた人なのでしょうね。どこを終着点にするのかにもよりますが。う~ん、考えさせられますねぇ~。

是非、みなさまも機会ございましたら、ぜひGRAFFへお立ち寄り下さい。たとえ買う気なくても問題ございません。店員さんはイヤな顔などせず、親切に説明をしてくれますよ。お客様へのサービスも超一流です。もちろん、結婚指輪や婚約指輪をお考えの方は、候補の1つに・・・オススメです。特に婚約指輪は、ローレンス・グラフ氏のこだわりで、センターストーンは全て1カラット以上です。それでいて良心的なお値段ですよ♪

graffmag1

こちらは、1年に1回グラフが出版している雑誌の最新号です。

このグラフの雑誌は、宝石の紹介がメインでとてもラグジュアリーな雑誌です。グラフが主催するパーティーやイベントなどの際撮影された、世界のセレブが載っていて、高島屋のイベントの際にも専属のカメラマンさんが撮って下さったものです。雑誌に使われる写真は、イギリスの本社で写真の審査がありOKが出てから雑誌に使用されるそうですよ。

グラフのマガジン2014
GRAFFの雑誌2014
グラフィティGRAFF

なんと、私の写真も掲載されてしまいました。恥ずかしながら、顧客感満載に写っています。

GRAFFの雑誌に掲載

次回このような機会がある時は、シャネルのネックレスではなくって自前グラフの宝石をつけて載りたいなぁ〜なんて思いました。

シャネル銀座店商品について

reiko