肌の表面は潤っているけど、肌の内側が乾燥している方が多いのです!
「インナードライ」という言葉を聞いたことがありますか?
乾燥状態が分かりにくいため、隠れ乾燥肌なんで呼ばれることもあります。これが慢性化し悪化しますと敏感肌、イチゴ鼻、大人ニキビといった肌トラブルを引き起こします。
乾燥肌の自覚がないけど、肌トラブルでお悩みの方、実はインナードライ肌かもしれません。早速チェックしてみましょう!
インナードライ肌CHECK!
洗以下にひとつでも当てはまるなら、あなたの肌はインナードライかも!?
インナードライ肌で多いのが、皮脂の多い脂性肌と勘違いしてしまうケースです。汗や皮脂によるベタつきを潤いだと勘違いし、十分な保湿をしなかったり、脂性肌用のスキンケアをしたりしていると、インナードライはますます悪化してしまいます。
インナードライで肌トラブルのスパイラルに
インナードライ肌は、乾燥を補おうと皮脂を過剰に分泌します。そのため過剰な皮脂が毛穴に溜まりやすくなり、毛穴の黒ずみ・開き、大人ニキビなどさまざまな肌トラブルを起こしやすくなります。つまり、きちんと対策すれば、様々な肌トラブル解消する可能性が高いということですね。
インナードライ肌の原因と対策
インナードライ肌になる原因
インナードライの原因は、ズバリ「肌のバリア機能の低下」です。肌のバリア機能は、外からの刺激を防ぐとともに、皮膚内部の水分が外へ逃げないよう潤いを保持する働きを持ちます。
肌のバリア機能が低下すると・・・
- 外からの異物(紫外線や埃)にさらされやすくなる
- 肌の水分を逃がしてしまう
過剰な皮脂分泌
皮膚は、バリア機能低下の原因である乾燥を防ぐため、皮脂を分泌しますが、肌は水分を失った状態のままです。皮膚は乾燥した状態が続くと肌内部に水分を保持する力が弱まるためますます乾燥が進み、皮脂分泌も促進されます。
肌のターンオーバーの乱れ
皮膚はバリア機能が低下した角質層を補修しようと、どんどん新しい肌細胞を作り、古い角質層を皮膚表面に押し上げます。通常28日のサイクルであるターンオーバー(新陳代謝)が短縮することで、肌細胞は未熟な状態で角質層に次々と押し上げられていくため、水分を保持できずキメや弾力が失われ、硬くゴワゴワした肌になってしまうのです。
インナードライ肌を改善するために必要な対策
インナードライの改善方法は、ズバリ「保湿」をきちんとすること。それも肌表面を保湿するのではなく、角質層のすみずみまで潤いを行き渡らせることが重要になります。そのために必要な対策は「洗顔」、そして「高保湿成分配合化粧品を使用すること」です。
洗顔は、フェイシャルケアの基本中の基本です。
インナードライ肌の方の多くは肌の新陳代謝(ターンオーバー)が正常に行われず、古い角質が肌表面に蓄積した状態です。まずは古い角質を取り除いて、肌の負担を取り除いてあげましょう。新しい角質層が肌表面に現れれば、皮膚のバリア機能も復活し必要な美容成分も取り込みやすくなります。
高保湿成分配合能化粧品の使用をオススメします。
高保湿機能ある美容成分を配合してあるスキンケア化粧品を選択し、洗顔後の肌にたっぷりと補ってあげましょう。すぐに効果が現れるということはありませんが、継続することで肌本来のバリア機能が働くようになり、潤いとキメ・弾力を備えた肌になれます。
保湿機能があるとされている美容成分
セラミド | 人間の角質にもあるセラミドは水分を肌内部に閉じ込め、外部刺激から肌を守る働きがあります。 |
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NMF | NMFとは天然保湿因子の略です。人間の角質層にもあるNMFは、角質層の潤いを保つ保水機能に優れています。 |
スーパーヒアルロン酸 | 乳酸菌を発酵させることで出来るヒアルロン酸と水を反応させるとアセチルヒアルロン酸が生成されます。このアセチルヒアルロン酸をスーパーヒアルロン酸といいます。従来のヒアルロン酸の2倍の保水力があります。スーパーヒアルロン酸は、素肌をあふれるような潤いで満たし、水分を逃さずしっかりキープします。 |
フラーレン | 最先端の成分です。医療から機械産業まで多くの可能性を秘めています。化粧品で使われるフラーレンは、乾燥により弱った肌を保護し、正しいターンオーバーへと導く効果があります。 |
APPS | APPSとはアスコルビン酸-2リン酸-6パルミチン酸の略で、アプレシエとも呼ばれている高浸透※型ビタミンCです。ビタミンC誘導体には、水溶性と油溶性の2種類あるのですが、両方の特性を併せ持っているのがAPPSです。具体的には、肌への浸透力と高い保湿効果の2つの特性があります。ビタミンC誘導体の進化形です。APPSは、皮膚につけるとすばやく浸透し、さまざまな肌トラブルを巻き起こす活性酸素を抑えます。 ※角質層まで |