2015年8月4日| |

就活に関するニュースや新聞・雑誌での記事が気になって仕方がありません。そう、我が家の子供たちが成長し他人事では済まされ無い年齢になってきました。「就活」の二文字がやたら目に飛び込んできます。

リーマンショック後、景気も悪化!新卒採用が減らされて大きな社会問題になったことは記憶に新しいですよね。連日、就活難に悩む学生をメディアで取り上げられました。

2016年卒就活問題

当時、自分の子供たちもこんな大変な思いをして就職活動をする事になるのかしら?と、とても不安にかられました。それから、少しずつとは言え、景気の良い企業(自動車・鉄鋼業・円安に伴う輸出増の恩恵を受けている企業)は軒並み新卒採用を増やしています。とはいえ、業種によっては厳しい状況が続いています。就活が厳しいことに変わりはありません。

我が子の就職活動に母親ができる事って何かしら?

ママ友とのランチ会で話題といえば「子供の就活問題」「子供の結婚」「親の介護」「健康問題」「定年後の夫婦の問題」「老後の問題」。どれもビッグキーワード。どの、ご家庭にもある問題です。中でも「定年後の夫婦の問題」は、特にサラリーマン主婦層には切実な事のようです(笑)。朝決まった時間に家を出かけ、夜ご飯もほぼほぼ要らないことが多い多忙なサラリーマンの夫を持つ妻の場合、定年後に毎日ご飯の支度を余儀なくされることが、とてつもないストレスとのこと・・・その点、自営業の妻はもともと不定期な生活に慣れているのと定年問題があって無いようなものですので、サラリーマン妻に比べると夫婦の時間を上手に保っている方が多いようです。(あくまでも私の周りでの話です・・・)。

小学校受験の話題をしていたのがつい最近だったはずが、気づけば15年も前の話。15年という長い年月があっという間に感じられてしまい、一気に老け込んでしまうのではという焦燥感に駆られながら話題にするのは「老い」にまつわること。結構キツイですよねー。なんか色々考えてしまうと楽しくない話題ばかりですが、仕方ありません。老いに逆らうことなく、老いを楽しめるような日々を送りたいものです。といっても、若くい続けたいのは女の性です!こればっかりは仕方ありません。そういうものなのです。

話が脱線してしまいましたが、子供の就活問題!これは、自分自身のことよりも大きく切実な問題です。やはり何よりも大切なのは子供です。

子供は親に就活の悩みを相談してくれない(涙)

我が子の就職活動に母親ができる事って何でしょう?

子供の悩みがイマイチよく分からないのが正直なところです。時代も環境も違うので、自分の若いころと同じように考えても答えは見つかりません。

そして、就職活動中の子供達は、「就活」について分からない事は、専門機関、先輩、同級生、知人に相談をするケースが大半のようです。

家族へ相談するケースは少ないそうで・・・その理由としては、自分が行きたい企業への入社を反対されたり、就活に余計な口出しをされるのがいやなようですよ。

もちろん、わかるような気もしますが、ついつい心配の余り余計な事を聞いたり、言ったりしますよね、親であれば・・・

インターンシップって?リクルートスーツは購入すべき?

お子さんが通われている大学もしくは学部のゼミなどにもよると思いますが、大学3年生になるとインターンシップが夏から本格化します。

インターンシップの目的は、就業意識を高めるため企業が社会貢献の一環として行うもの。企業は、学生に「仕事体験」「職場見学」「企業内容の説明」などを行い、学生は会社の雰囲気を知ることが出来ます。そして、この頃から大学OBの方々とお会いする機会が多くなり、企業に就職されたOBの方々に会社の様子などを学生を集めてお話しをしてくれる機会も増え、一気に就職活動に拍車がかかってきます。

リクルートスーツですが、これはきちんと用意した方が良いです!

我が家でもリクルートスーツを慌ててひとまず用意しました。スタイリッシュなものよりは、普通のもの。悪く言えば少しダサ目なスーツがいいようです。リクルートスーツを購入する際、親である私自身も大変勉強になりました。まるで小学校受験同様な感じです。例えば、面接時はカバンが倒れ無いように注意が必要だそうです。ヘェ〜そのような事も注意が必要なのね、と感心しました。持ち歩く時のカバンはブランド品はご法度(これは当たり前ですが)何があっても倒れないバッグで色は黒。

面接時の茶髪・カラコンは当たり前ですがダメです!

茶髪・カラコンは全てNGです。カラコンがダメなのはわかるけど、ディファインは?・・・ディファインももちろんダメです。

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多くの親御さんからすれば、当然のことと思われるかもしれませんが・・・業種によってはOKなことも。どのような業種かといいますとベンチャー系・広告代理店などは自由な感じなようです。まず、職場でスーツを着用している人自体がいないような業種ですね。特にベンチャー系はスーツで面接で行くと浮いてしまうと聞いた事もあります。

また私が子供から聞いてびっくりしたのが、証明写真を撮る際に注意する事が何と眉毛!どうも証明写真を撮る際、茶色い眉毛はご法度で髪の毛と同じくらい暗めの眉毛を描かないといけないようなのです。又、証明写真を撮るときは髪の毛は全て耳にかけて撮影に挑まないといけないとのこと。いやいやそこまで気を使わないといけないとは・・・。

当たり前の常識が通用しなくなりつつある今日この頃ですが、事細かく就職活動にあたってのマナーについてネット上でいっぱいあります。

常識が多様化する中どうしたら良いのか分からない学生(親御さん)の為に懇切丁寧にネットで見る事が出来るようになり大変便利になりました。業種によりますので、茶髪OKという会社もあるのかも?個人の会社や中小企業ではあれこれ言っていると人材が集まらないのでその辺りは、少々の事は目をつぶって採用するしかないのも現状です。

保護者会での父兄でさえ間違った軽装化!

近年学校の保護者会などでもびっくりするくらいラフというか、「これから公園でお散歩ですか?」「それともお買い物?」と聞きたくなるぐらい身だしなみのできていない父兄が多いのが気になります。

クールビズの影響なのかもしれません。時代の変化とも言えるかもしれませんが、軽装化の意味を間違えて捉えているような気がしてなりません。

「就活」で母親が出来るサポートとは

成人も過ぎた子供に母親としてサポートしてあげられる事は残念ながら多くはありません。少ないです。具体的には、リクルートスーツを購入してあげられるぐらいです。

日々のお行儀・常識は小さい時から行うのが普通なので、今更な感じもしますし、急に身につける事ができるものでもありません。

危険なのは自分の身だしなみに興味がない男の子だと面接日に髪がボサボサなんて事もありえます。これは朝から注意が必要ですね。要領の良いお子さんであれば、ネット上で調べたり・先輩に聞いたりして上手く面接もこなせますから、大丈夫ですよね。

常識が多様化して困惑する事も・・・

私自身、常識人なんて思ってもいませんが、明らかに「えっ?」と思う人いますよね。又「人が見てなければ、大丈夫」と勘違いしている人も・・・常識を疑いたくなる事もしばしば。

例えば「電車の中でお化粧をする人」「歩きながら食べ物を食べる人」などなど挙げたらキリがないくらい非常識なことってあります。女性として電車の中でお化粧はいかがなものかと思いますよ!貴重な朝の時間を短縮出来るかもしれませんが・・・・。どうなんでしょうか?

年齢・男女問わず非常識な事って世の中いっぱいあり、結局仲良くなる人は、価値観が似ている方で「いい事」「悪い事」への判断基準が似ている。少なくとも電車の中でお化粧する女性とはお付き合いしたくないですね〜。職場でも同じ事です。周りと歩調を合わせる事の出来ない人は、浮いた存在になってしまいます。そして、「浮いている自分」に本人が気づいていない事が多いのです。

社会では、何事にも積極的に取り組めて協調性ある人材は大変貴重です。

しかし、社内で協調性のない人や常識(社内ルールを無視)がかみ合わない人と一緒に仕事をしていると周りの人が大変で迷惑になります。でもこのような方々は「自分はみんなに好かれてる」なんて勘違いしていたりします。会社もしくはお店の規模の問題ではなく、周りが見えない人と関わって仕事をしなければいけないとなると、大変ですよね。でもそれが社会なのかもしれません。

入社1年〜3年で3割が離職の時代

これは親にとっては頭が痛い問題です。

せっかく就職してくれたのにあっと言う間に離職してしまう事も珍しい事ではないようです。入社して間もない我が子が離職したいと言われたら、大学時代にしっかりと自分にあった会社をリサーチしていたのかと聞きたくなります。

元々目標があってそれに向かう為の離職はある程度理解出来ますが、「石の上にも三年」と言うように3年も勤めず辞めて何がわかったのでしょうか?

親としては困惑します。

そうならない為にも大学時代の過ごし方は大変重要に思います。部活に明け暮れる中、しっかりと将来の為になる時間も作り充実した4年間を過ごす事は結構難しい事かもしれません。

もちろん、大学に入学してから目標に向かって着々とやっている学生の方もいらっしゃいます。就活を目の前にしている親御さんはきっとお子さんを見ていて「どうするつもりなのかしら?」なんて思って過ごしている方もいらっしゃいますよね。

もう、大人なので本人にある程任せた方がいいですよ。

就活問題で母親に何ができるのか?何もできないかもしれないけど、親ができることって、子供を信じること、何があっても味方になってあげられること。

私もそうしようと思いながら書いています!

心配事は、美容の天敵ですから。