2014年11月8日| |

実は女性は誰でも敏感肌と言いたい!?

近頃、自称敏感肌が増えているようです。増えている理由として敏感肌化粧品に対するニーズが高まり、敏感肌向け化粧品類が拡大していく中で、消費者側も「私もしかしたら敏感肌?」と敏感肌意識が年々上がっているそうです。その為、各化粧品メーカーも敏感肌化粧品に対するニーズに応えるように「敏感肌ブランド」を発売し、女性の敏感肌意識を目覚めさせ市場作りをしていることが自称敏感肌の方が増えた要因になっています。

 

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自称敏感肌はストレスと日々のケアがカギ!

女性が抱えるストレスが大きな原因

女性の目覚ましい社会進出が一般化されてきましたが、それに伴い過度なストレスを抱える女性が増えた事も否めません。女性の8割は自分が敏感肌と自認する方がいるほど、ストレスと肌荒れは連鎖しています。主な女性の抱えるストレス原因として、職場の人間関係・給与に対する不満・仕事の質・量・家庭と育児の両立などが一般的に挙げられます。

やはり女性のライフスタイルが社会進出をきっかけに変わってきた事が自称敏感肌に関係があるのでは?と考えています。抱えるストレス原因も女性の悩みとして誰にでも当てはまりそうな事ばかりです。日常の問題が積み重なると心身共に負担が出てくるのかもしれません。体の不調は肌トラブルだけではなくさまざまな病気を招く事もあります。今まで以上に今後の女性の活躍とそれに伴うストレス問題へのケアが必要になってきそうです。

女性の抱える体調不良

個人差はありますが、ストレスを全く感じないで生活をしている人はいないと思います。しかしストレスの許容範囲を超えてしまい体調を崩してしまうほど我慢はしないで、早めの対応を心がけ専門医に相談しましょう。ストレスからくる主な症状として、睡眠障害・めまい・動機・じんましん・円形脱毛症・胃腸炎・十二指腸潰瘍・倦怠感・食欲不振・月経周期の乱れ・大人のニキビ・肌あれなどが挙げられます。

ストレスを溜めないよう上手にセルフコントロールするためにも、自分なりのリラックス方法を見つけるといいですね。適度な運動と規則正しい生活・食事は最も大切です。自分で出来る事から少しずつ取り入れてみはいかがでしょう。私のストレス解消は、ネイルサロンやお料理教室・ママ友ランチ・家族旅行などです。

 

 

敏感肌化粧品の境界線が曖昧に

このような背景から女性の意識変化が起き、過激敏感・感覚敏感という本来の敏感肌女性から自称敏感肌女性のニーズが拡大しました。この敏感肌市場は「高機能と低刺激」・「医薬品価値とドクター価値」に分けられました。簡単に言うと、大手化粧品メーカーに対局をなすのが高機能、ドクターズコスメ類になります。

肌の悩みを抱えた女性だけではなく、特に肌悩みを抱えていない普通の女性にも敏感肌化粧品が広がりつつあります。しかし、どこまでが敏感肌向けの化粧品かどうなのか境界線がとても曖昧になっているのも現状です。大手化粧品会社・ドクターズコスメどちらにおいても低刺激・安心・安全へのこだわりがブランドコンセプトとなっています。化粧品の役割は、いい状態の肌をキープする、トラブルを起こさないような肌にする、肌を清潔に保つなどが化粧品の役割で、「治す」にではなく、「予防」としての効果が期待できるのが化粧品です。

敏感肌と自称敏感肌の違いは?

敏感肌とは、肌のバリア機能と保湿を担う細胞脂質が少ない肌が「敏感肌」といいます。そこで「自称敏感肌」と思っている方は、角質層のバリア機能が低いために刺激を感じやすく、普通肌の方の肌と比べると大きな違いはありません。つまり、「自称敏感肌」の方の多くは「乾燥肌」に分類されます。乾燥肌の方は、保湿を十分に行う事で肌のバリア機能が高まって肌が刺激を感じにくくなります。これから乾燥する冬は、保湿ケアが重要となりますね。潤っている肌はトラブルが起きにくく、肌が乾燥するとトラブルを誘発する可能性が大です。

保湿ケアを間違ってしている方の多は、クリームをベタベタと肌に塗っています。クリームをベタベタと肌に塗るだけでは、保湿ケアは出来ません。肌の保湿効果を高めてくれる角質層の内部への保湿ケアが大切です。NMF(天然保湿因子)・セラミド・ヒアルロン酸など角質層へ浸透し水分を抱え込んでくれるような成分を選ぶのがポイントです。

 

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自称乾燥肌にならない為の簡単なお手入れ方法

☆クレンジングはやり過ぎに注意が必要です

クレンジングを行う際にクレンジング料をケチらないで下さい。少ない量のクレンジング剤で肌をこするといっそう肌が傷みます。摩擦を与えないためにもある程度の硬さがあるジェルタイプのクレンジング剤がオススメです。指と肌の間でクッションになり、物理的刺激を和らげます。

☆洗顔は1日2回必要です

洗顔は、皮脂をしっかり落とす事が目的です。皮脂を落とし過ぎると乾燥してしまう?と思い込んでいませんか?肌のうるおいを守っているのは、皮脂ではなくセラミドなどの保湿成分です。皮脂を落として乾燥してしまうのではなく、むしろ肌に残った皮脂によって肌あれや老化、くすみの原因になるので、皮脂はしっかり落としましょう。洗顔料は、しっかりと泡立てて肌に摩擦が起こらないよう優しく包み込むように洗って下さい。最も重要なのが、しっかり洗顔料を洗い流す事です。ぬるま湯で20回以上は洗い流すようにしましょう。あとは、柔らかいタオルで押さえるように水分を取らせます。

 

自称敏感肌にならないケアを

何気ない毎日の生活習慣・クレンジングや洗顔を見直すだけでも肌は変わってきます。多くの「自称敏感肌」の方は、クレンジングや洗顔の際、目に見えないような傷を肌に作ってしまい、傷口に化粧品が入る事でヒリヒリしたような痛みを感じやすくなっています。化粧品類は皮膚に入っていくものですから自分の好みだけで化粧品選びをしていると結果的に肌に合っていない化粧品を毎日使う事になります。自称敏感肌にならない為にも「乾燥させない肌作り」と「上手なストレス解消法」を見つける事が大切です。