2014年5月27日| |

化粧水・ローションの本当の役割をご存知ですか?

洗顔後やお風呂上りにまず顔に付けるのが化粧水類です。色々なタイプの化粧水が売られていますが、皆さんが毎日お使いの化粧水やローションってどれを使っても一緒で違いがないのでは?と思っていませんか?

化粧水で使用されている成分は各メーカー大体同じなのですが、何が違うかといいますと肌へ効く有効成分の有無、有効成分の種類、含有量、組み合わせです。

化粧水を使用する目的は、肌の保湿力を維持するための有効成分を肌に届けることです。

単に肌に水分を与える目的のためではなく、肌に有効成分を届ける化粧水選びをしないとせっかく化粧水を使っても意味がないのです。

有効成分が配合していない化粧水であれば使用しなくてもいいぐらいです!

とても大切なことなので、有効成分についてもう少し詳しく説明いたします。

潤いを肌に与えたい場合は水分そのものを与えても肌の保湿にはなりません。化粧水・ローションなどで水分を与えるよりセラミドや天然保湿因子・ヒアルロン酸などの成分を配合したものを使用した方が肌には効果的です。乾燥肌の方は肌表面が乾きやすく肌の水分保持力の高いセラミドは有効成分と言えます。インナードライ肌の方は肌の水分・油分のバランスが悪くついついサッパリとした使用感の化粧水を選びがちですが、これは間違いです。洗顔後、最初に使用する化粧水って一番こだわってもらいたいアイテムです。

化粧水・ローションを使う際に意識するべきこと。

化粧水・ローションは、肌に有効成分を届けることだけでなく、洗顔後の肌のPHを弱酸性に戻す役割も担っています。

しかし、肌は時間がたてば自然と弱酸性に戻るようになっています。ほっておけば弱酸性に戻る肌ですが、その働きを補助するのが化粧水・ローションの役割なのです。つまり、化粧水やローションは肌に「水分」を与えるのではないのです。肌の働きを良くする「有効成分」を与えるという目的で使うということを意識してください。

おすすめの有効成分は、高浸透型ビタミンC(APPS)・フラーレン(ビタミンCの約120倍)のような抗酸化作用の高いものです。これらの成分はアンチエイジングには欠かせないものです。ですから、弊社で開発し販売しているドクターズコスメ GFローションは水溶性フラーレン(R.Sマークあり)、ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)、3種のヒアルロン酸をたっぷりと贅沢に配合した高機能化粧水です。自信をもってオススメします。

化粧水の次に使用する美容液やクリーム類は肌の状況に応じて量やアイテムを選んで下さい。基本クリームは乾燥している所だけ使用しても大丈夫です。ニキビ肌の方はなるべく肌の負担がかからないよう、化粧水やジェルなどで保湿すると安心です。

pixta_3991918_S

化粧水・ローションの正しいつけ方

コットンを使って化粧水をつけないといけない?と思っている方いらっしゃいますよね。実は化粧水をつけるのにコットンは不要です。コットンの繊維で肌を刺激してしまうばかりか、パッティングを続ける事でシミの原因にもなりますので使用を今すぐやめるべきです!それにコットンに染み込んだ分は無駄になりますので勿体無いです。化粧水は500円玉大の量を手でやさしく押さえるようにつけましょう。

具体的な化粧水のつけ方は以下の動画でご確認ください。

*使用している化粧水は弊社のGFローションですが旧パッケージです。古い動画ですみません(^^;)

肌のモイスチャーバランスって?

モイスチャーとは水分、湿気という意味で、肌の場合は、潤い、みずみずしさを表します。肌には、水分と脂質がありますが、肌本来には保湿する働きを持つ成分があります。これは天然保湿因子と呼ばれ、NMF(Natural MoisturizingFactorの頭文字を取ったものです)略されます。大雑把にいいますと、このNMFの量が多ければ潤った肌、少ないと乾燥肌ということになります。

肌のモイスチャーバランスとは、肌の水分、脂質、NMFのバランスを指します。肌に水分(化粧水・ローションなど)を塗っても一時的に水分量は高まりますが、塗るだけでは水分が蒸発してしまい元の状態に戻ってしまいます。そこで、水分保持をしてくれる有効成分を配合した水分(化粧水・ローション)を塗ると肌の柔軟・保湿効果が期待できるのです。

人の肌は、温度・湿度の変化・加齢による皮脂量の低下・クレンジングや洗顔による洗浄・紫外線の影響で肌は様々な状況で変化します。NMFや脂質が減少すると、水分保持しにくい乾燥肌になります。

肌の水分量が低下するとどうなるの?

1 皮膚老化をはやめシワ・たるみの原因に

2 肌が乾燥することで敏感になり、肌の透明感・キメも乱れ様々なトラブルの原因にもなります。

3 もちろんアンチエイジングの大敵です!

肌のモイスチャーバランスを整える方法としては、化粧品の果たす役割はとても大きいのです。

そこで、天然保湿因子や脂質に相当する成分を化粧品によって補い、皮膚保湿を維持するようにします。これがモイスチャーバランスを整えるということです。30代以降の方は、肌の弾力が低下しそれに伴いモイスチャーバランスも崩れやすいので、積極的に保湿力の高い化粧品を選ぶようにしましょうね。

化粧水は3種類に分類されます。

(1)柔軟化粧水

モイスチュア化粧水、エモリエント化粧水とも呼ばれている洗顔後の角質層に水分と保湿成分を補給する化粧水。保湿剤としえ少量のオイルを加えてつくられており、肌に滑らかな潤い感を与え柔軟にしてくれます。

(2)収れん化粧水

アストリンゼント化粧水とも呼ばれます。皮膚タンパクを引き締め、皮脂や汗の分泌を抑制する作用があります。アルコールの配合量が多いため、清涼感がありさっぱりとした使用感が特徴です。いわゆるトーニングローション(肌を引き締める化粧水)として一般化されています。しかしアルコール量が多いため肌の弱い方が使用すると肌あれを起こすこともありあまりおすすめしません。

(3)多層式化粧水

水層と油層または水層と粉体など2層以上からなる化粧水で、振って均一化してから使用する化粧水です。一般的なのがカーマインローションです。日焼け後のほてりを鎮める目的で夏季に多く使用されます。分泌された皮脂などが粉末に吸収するため、化粧崩れを防ぐ作用もあります。

化粧水選びで大切なのは、コットンを使用しない・パッティングしない・自分の肌に必要な有効成分が配合されているものを使用することです。今日から「コットンレス」で化粧水を使ってみて下さい!

私がおススメする化粧水(ローション)は1番の柔軟化粧水です。ここで柔軟化粧水であれば何でもいいかと言うとそうではありませんから気をつけて下さいね。

30代以降の方は、保湿重視で成分を選びましょう。季節問わずです!美白・美肌への道は、肌の健康状態を保つことです。洗顔でピーリングをして、肌の新陳代謝を正常にし、化粧水で肌の機能を整え水分・油分のバランスを整えたり補助したりする、これを日々続けていけば、ふっくらとした透明感のある肌を実感していただけるはずです。何といっても化粧品に配合されている有効成分は重要です。

ドクターズコスメオンラインショップ

2014年5月20日| |

ジープラス化粧品に寄せられるご相談内容

発売以来ジープラス化粧品に寄せられるお客様の質問で多いのが、「敏感肌でも使用出来るか?」「アミノソープでニキビ痕が治りますか?」「某美容クリニックに通ったらやけどが出来てしまい、そのような時にでも使用できるか?」「洗顔の前には何を使えばいいのか?」「副作用などありますか?」など、肌のトラブルに悩まされどのような化粧品を使えばいいのか困っている方が多いんです。

直接ドクターの指示を仰ぎお返事する事も

ジープラス化粧品では、提携先クリニックがしっかりサポートしています。「某クリニックでやけどをしてしまって使用していいですか?」と頂いた問い合わせには、直接ドクターに聞きます。その時の回答としては、「やけどの具合を診てみないといけない。薬が必要な場合もあります。直接クリニックに通えない距離であれば、やけどが落ち着いてから試した方がいいですよ」と回答を仰ぎ、そのままお客様にお返事しました。

ドクターズコスメだから出来る事

ドクターとの密接な連携を取ってお客様に対応出来るのが『ドクターズコスメ』であると考えています。肌の強い方であればどんな化粧品を使っても肌トラブルで悩まないので気にしないで使用出来ますが、肌の弱い方は慎重に化粧品選びをしています。

また、コラムでも何度も言っていることですが、残念ながら化粧品ではニキビ痕を治すのは難しく、化粧品で対応が出来る事と治療との区別がつかない方もいらっしゃいます。化粧品でなんとかなればという思いは、私も長年ニキビに悩んでいた時によく思いました。このような肌トラブルに悩んでいらっしゃる方達にでも安心して使用できる化粧品を作りたいという思いからドクターズコスメを作りました。

将来の肌への自己投資

高価なクリームもフタを開けた瞬間から酸化が始まります。みなさん化粧品の使用期限ってご存知ですか?よくクリームの容器はフタを開け閉めするタイプが多いですよね。フタを開けたら2か月ぐらいで使い切る方が肌にはいいのです。フタを開けたり閉めたりすることで中身の酸化が始まり、高価なものだからだ大事に1年ぐらいかけて使用しても、結局酸化したものを顔に塗っているだけ。

化粧品を売っている方に質問してみて下さい!売っている美容部員の方でもきっとよく分からずに「大丈夫ですよ」と言うでしょう。
ジープラス化粧品では、クリームにおいても酸化を防ぎ衛生的に使用できるようエアレス容器を使用しています。基礎化粧品でトラブルを治す事は難しいのですが、肌を落ち着かせたり、将来の肌に予防的効果はあると思っております。

ジープラス化粧品では、電話・メールなどで化粧品についてのお問い合わせを承っております。お気軽にご相談下さい。

スクリーンショット_030714_085715_PM

スクリーンショット_051114_114212_PM

髪のエイジングって?

肌にエイジング(一般的に肌のたるみ・しみ・しわ)が現れたりすると、自分でも毎日鏡を見ながら確認出来ます。ちょとこの頃『まずいかも?』と思った時はエイジングケアを意識しますよね。場合によっては美容クリニックのお世話になったり。実は髪・頭皮にも加齢によって髪のボリュームが無くなったり、地肌が目立ってきたり変化が現れてきます。「私はまだまだ大丈夫」なんて思っていたら大間違い。

実は30代に入ると多くの女性が髪質の変化に気づき始めるそうです。出産後に肌質、髪質が変化する女性は大変多いので、30代というタイミングに合致しているともいえますね。

こんな方は髪のエイジングケアが必要

1・・・髪の毛が乾燥して以前に比べパサパサしている
2・・・髪の毛の分け目(地肌)が目立ち始めている
3・・・以前よりも髪の毛のくせが強くなった
4・・・抜け毛が多くなった
5・・・髪の毛のうねりが気になる

スクリーンショット_051214_090942_AM

30代から髪のエイジングケアをしましょう!

薄毛に悩む女性は今や若い方でも多いそうです。もともと髪の量が少ない方や髪が細い方は年齢に関係なく気になりますよね。30代になると髪の内部の皮脂と水分バランスが乱れ、髪内部の成分(タンパク質・脂質)が均一に分布しなくなり凝り固まってしまうそうです。これが髪の毛をゆがませる原因となります。その他、年齢を重ねると共に髪のボリュームがなくなり地肌が目立つようになったり・白髪が気になり出したりします。髪も肌同様、正しいケアと早めの予防が若々しい髪・頭皮を保つ為にも大切です。

スクリーンショット_051214_091331_AM

髪の毛周期は大きくわけて成長期・退行期・休止期に分かれます。

成長期・・・髪の毛は毛球部にある毛母細胞の分裂により平均1か月で約1.2センチ、1年で約15センチ伸びると言われています。髪は永遠に伸びるわけではなく、一定期間経つと自然に抜けて抜け落ちた所から新しい髪の毛が生えてきます。成人女性で4年~6年で髪の毛の生え変わりが行われています。

退行期・・・この時期成長を終えた毛球部が縮小する時期で毛母細胞の力が弱まり髪の成長がストップ。2週間~3週間毛母細胞から離れ髪の成長を止めます。頭髪全体に占める割合約1%

休止期・・・髪の成長が完全に止まった状態。休止期間は約2~4か月。頭髪全体に占める割合約10~15%

きれいな髪の毛を保つには?

髪の毛も肌と同じように、ストレス・過度なダイエット・血行不良・食生活・喫煙などさまざまな原因が影響されます。その他妊娠・出産でホルモンバランスの乱れから薄毛になるケースもあります。ではきれいな髪の毛を保つ為に日々のケアをご紹介しますね。

1・・・薄毛予防に頭皮のマッサージ(頭皮用のマッサージオイルを使用すると地肌の汚れもしっかり取れます)
2・・・シャンプーの後は、しっかり洗い流す事が重要です。髪の汚れはお湯でも8割は落ちると言われています。頭皮の大切な皮脂まで取り除いてしまわないようにやさしくマッサージするように洗って下さい。
3・・・リンス・トリートメントは髪の毛を保護するものなので、頭皮には直接付けないように。
4・・・髪の毛は必ず乾かしてから寝る。濡れたままの状態で寝るとキューティクルが摩擦で剥がれ落ちてしまいます。
5・・・ブラッシングは逆効果になる場合もあります。頭皮を気づ付けないよう力の入れ具合を調整しながら行って下さい。

髪もお手入れをされてるのって重要だと思うんです。おしゃれをしていても髪がパサパサしたりツヤがなかっただけでとても残念な感じに見えてしまいます。これから紫外線量も増え髪の負担も大です。髪用のUVスプレーもありますので屋外でスポーツされる方はご使用になるといいと思います。意外と年齢が出る髪についてチェックしてみて下さい!

jyumoform

五本木クリニック JYUMO専用窓口

2014年5月17日| |

スクリーンショット_051714_122456_AM

基礎化粧品について

今回のコラムでは、皆さんが毎日使用している基礎化粧品の役割について少し詳しく説明を致します。過剰な期待をさせる化粧品広告が各メーカーが出していますが、基礎化粧品の本来の役割をもう一度見再確認するきっかけになればと思います。

基礎化粧品の役割

皮膚は、体の表面を覆い、外界から守る境界膜です。通常、体には恒常性維持機能(ホメオスタシス)があって、体をあるべき一定の状態に保っています。外界に触れる皮膚にもホメオスタシスが備わっていて体温調節・水分維持・紫外線防御・物理的刺激に対して体内組織を守るクッションの役割などを果たしています。しかし、ホメオスタシスも個人差があり、環境の変化や加齢、ストレスなどの影響を受け、皮膚の老化や肌あれなどの不健康状態になり、正常に機能しないことがあります。

◎基礎化粧品の役割には、ホメオスタシスを引出し、補い高めることにあり、具体的には4つの役割があるとされています。
1・・・皮膚を清潔にする
2・・・皮膚の水分・油分のバランスを保つ
3・・・皮膚細胞の代謝を高め活性化する
4・・・有害な外的環境の刺激から肌を守る

◎肌表面は3層から構成
皮膚は、肌の表面から順に表皮、真皮、皮下組織の3層から成り立っています。

表皮は深部から順に基底層→有棘層(ゆうきょくそう)→顆粒層(かりゅうそう)→角質層の4層からなります。

肌の生まれ変わり

基底層を構成する基底細胞は絶えず分裂を繰り返し、新しい細胞は体表に向かい有棘細胞になります。有棘細胞が集まったそうを有棘層といい、最も肌の中でも厚みのある層です。細胞間をリンパ液が流れて栄養物が運ばれさらに細胞は押し上げられて表面に向かい、顆粒層になります。角質への移行層である顆粒層を経て、角質層をなします。角質層での細胞は、細胞核も細胞内小器官も消失し、ほとんどケラチンで満たされ、最表層の強くて厚い角質になります。外界から刺激を受けて少しずつ剥落していきます。

基底層から角質層に至る過程を角化といい新しい細胞に置き換わることを肌のターンオーバーといいます。通常約28日で新しい肌に生まれ変わります。

肌は常に外気にさらさ手る為、ダメージを受けやすい部位でもあります。肌の状態に合わせて適切に化粧品を使用し、皮膚を健康な状態に保ち、トラブルを予防する役割が基礎化粧品の考え方です。

基礎化粧品の使用目的

基礎化粧品は、皮膚が持っている機能を正しく働かせ、健康な肌の状態を保つために使用されます。基礎化粧品の目的は、洗浄、整肌、活性化、防衛ですが、結果的に美白・シワ・たるみの予防、防止・ニキビ予防、防止などの効果も期待できます。

スクリーンショット_051714_121606_AM

化粧品の分類

化粧品は使用部位、目的によって以下のように分類できます。
◎基礎化粧品・・・洗顔用・整肌用・保護用など
◎メイキャップ化粧品・・・ベース・ポイント・ネイルなど
◎ボディーケア化粧品・・・浴用・UVケア・防臭・脱色・脱毛など
◎頭髪・頭皮用化粧品・・・洗浄用・整髪用・育毛・養毛用など
◎その他・・・オーラルケアなど

基礎化粧品の目的は肌が持っている機能を補助する役目です。結果的にさまざまな効果も期待できますが、個人差もありますので期待通りの結果にならない場合もあります。

30代のお手入れ次第で5年・10年後の肌に大きな差が!

私は、ニキビで悩んだ20代後半を経て30代前半からアンチエイジング対策を意識して日々のスキンケアをしてきました。内容は、ピーリングだったりイオン導入をしたりたまに美容医療でのフォトフェイシャルを半年に1回したりと細々と継続しながら30代を過ごしてきました。もともとニキビの治療目的だったのですが、ニキビも改善され目的がアンチエイジングケアに変わってきたのが、35・6歳の頃です。肌はとくに継続して続ける又はケアする事が大切で、急に目覚めてやる過ぎると「いかにも」になってしまいます。30代の肌は何かをやればやった分だけ結果を出るのが早い!これが40代・50代から色々始めると時間もお金も掛かります。

化粧品にしても気を遣ったり、出来る範囲内で美容クリニックへ通ったり、早めに対策することで時間もお金も掛からないように思います。30代のケアを真剣に行う事で、5年・10年と大きな差になって肌に現れます。毎日のお手入れ方法や生活習慣など20代の頃のケアでは、追いつかないんですよ。みんながいいと言っても自分に合ったスキンケアを見つける事が大切です。肌のたるみ・くすみが気になりだしたら老化のサインです。スポーツなどで日焼けをしている方は人一倍のケアをしてくださいね。今トラブルが無くても安心しないように。体の変わり目にどかっときますよ!

 

concept of aging and skin care

美容情報を共有出来るママ友・友人に感謝

何と言っても、女友達の観察力はすごく、いい刺激になります。私も厳しい「肌チェック」を勝手にしてくれる、ママ友・女友達の存在が有難く、(家族よりもチェックが厳しい!!)職業柄、「きれいな肌で当たり前よね」で見られていますから・・・。とにかくハードルが高い。でも彼女たちのお蔭で私も緊張感を持ってスキンケア・美容に対し熱い気持ちでいられるので、本当に感謝をしています。

30代からの美肌の定義

よく『美肌』とという言葉がありますよね。これは「美しい肌」の事をいいます。では美しい肌の条件を上げてみましたので、ご自分の肌をチェックしてみて下さい。
1 うるおいがある
2 なめらか
3 ハリがある
4 弾力がある
5 血色がいい
6 ツヤがある

美肌は決して化粧品だけでつくり出せるものではありません。生理学的にいえば「健康な皮膚」であり皮膚の「自然な美しさ」を表します。見た目だけではなく、肌本来の働きがなされ正しく機能していることがとても重要です。

スクリーンショット_042814_042837_PM

また美肌は心身の健康があってはじめて実現するもので、その為には以下の注意が必要です。

1 ストレスを上手に解消する
2 自律神経・内分泌系(女性ホルモンなど)・免疫系
3 内臓の働き(肝臓・胃腸・肝臓など肌との関係が密接です)
4 血液の循環
5 栄養(ビタミン・ミネラルは美肌をサポートしてくれます)
6 生活習慣(睡眠・運動など規則正しく生活出来ているか)
7 スキンケア(自己流のスキンケアになっていませんか?)

季節別スキンケアアドバイス

スクリーンショット_042814_045356_PM


1年で最も寒い時期が過ぎ、肌の新陳代謝も活動的な状態となります。冬の間直射日光にあたる機会が減っているため、日光に対する抵抗力が弱まっています。しっかりと紫外線対策を始めましょう。この時期は花粉やほこりなどの外的刺激も受けやすくなります。肌を清潔に保ち、保湿力のある化粧品を使い乾燥による肌トラブルを起こさないよう心がけて下さい。

スクリーンショット_042814_045525_PM


皮脂、汗とともに分泌量が1年で一番多くなる季節。汗をかくようになると皮膚膜がアルカリ性に傾き、肌表面のバリア機能が低下します。アルカリ性に傾くことで、ニキビが悪化しやすくなるので肌を清潔に保つよう気を付けましょう。また肌表面に汗が残った状態でいるとほこりなどが付着しやすく、細菌感染なども起こしやすくなります。この時期は日差しも強くなっていますので、日焼けによる炎症などにも注意が必要です。肌を清潔に保ちUVケア・美白・角質ケアなど普段のスキンケアにプラスして下さい。

スクリーンショット_042814_045655_PM


空気が乾燥してきて肌の新陳代謝が低下する時期です。夏に起きた肌トラブルが残っている状態の場合は、肌の回復を待ちつつ十分な保湿を心がけ冬の乾燥に備えたスキンケアを行いましょう。パックやシートマスクなど肌の状態に合わせて普段のケアに組み込むと効果的です。

スクリーンショット_042814_050435_PM


気温の低下とともに肌の働きは弱まってきます。春や夏とは逆に交感神経が緊張し皮脂線・汗腺の働きが低下することで肌の表面が乾燥し、肌の弾力も失われます。空気の乾燥は肌荒れを招きますので、保湿力の高い化粧水・乳液・美容液・クリームなどでしっかりと肌を保護してください。血液の循環も悪くなる季節ですからストレッチなどでからだを動かすだけでも緊張もほぐれ、肌や体の循環も良くなります。加湿器などを利用してお部屋の乾燥対策も行って下さい。

30代からは質を重視したスキンケア選びを

30代からのスキンケア選びは、20代より『良質な成分』を選んで下さい。とても難しいのですが、安い化粧品でもいいものはあると思いますが、なかなかいい成分をいれて格安で化粧品は作れません。30代に入ると、美白・シワ・たるみと複数の悩みに対応する化粧品はそこそこどこのメーカーでも価格が高いはず。値段というよりは、自分に必要な成分を選ぶように。その他、安全性もしっかりチェックが必要です。

美肌づくりは色々な要素が重なり合って「美しい肌」が作られるのです。女性はホルモンの働きにも影響を受けやすいので、自分のバイオリズムを知ることも重要です。美肌づくりのスタートは何歳でも遅くはありませんから、大丈夫ですよ。悩んでいる前にスタートしてみましょう!

2014年5月15日| |

加齢臭って?

加齢臭(かれいしゅう)は、男性だけではなく女性もあります!男性だけの体臭だと思っている人こそ、気を付けて下さいね。女性も40代からホルモンが減少する影響で加齢臭が出てくるそうです。加齢臭とは一般的に中高年男性から臭う独特の体臭を資生堂リサーチセンター研究者らにより、加齢による体臭の変化の概念を表す言葉として「加齢臭」と命名されたようです。私たち女性も気を付けないと周りにご迷惑をおかけしているかも?です。

スクリーンショット_051414_094459_PM

加齢臭原因物質について

1・・・『ノネナール』
「加齢臭」の原因物質は男女共に「ノネナール」が原因とされています。ノネナールは皮脂線から分泌される脂肪酸(パルミトオレイン酸)が酸化・分解するときに発生する臭いの成分を言います。基本的には、男性よりも女性の方が発汗量が少ない為加齢臭も少ないと言われています。またパルミトオレイン酸は中高年特有の脂肪酸が発生する臭いで年齢が若い人(20代)は、体内で脂肪酸が分泌されてもホルモンの働きによって酸化させない為、ノネナールが検出されないそうです。

2・・・『ペラルゴン酸』
ライオンが研究目的で男性特有(20代後半から30代)の特有の臭いについて研究しノネナールとは異なるペラルゴン酸を発見・発表しました。

3・・・『ジアセチル』
酢の約120倍も強い脂臭を発すると言われるノネナールやペラルゴン酸とも違うジアセチルという成分がマンダムが発表しました。40代を中心とする男性の頭皮から分泌される成分です。

女性の加齢臭の原因は?

1・・・皮脂線の分泌を抑制してくれる女性ホルモンの減少により皮脂の分泌・パルミトオレイン酸の分泌が多くなりノネナールが発生しやすくなります。
2・・・加齢と共に皮膚(頭皮は酸化しやすい)のターンオーバーが低下し皮脂が上手く剥がれ落ちない為にノネナールが作られやすい頭皮環境になります。
3・・・過酸化脂質を増やすタバコ・多量のアルコールの摂取は皮脂線の分泌量が盛んになり加齢臭を発生させる要因になります。
4・・・不規則な生活・偏った食生活(脂っこい食事)なども加齢臭の原因になります。

これらの事を総合してみると、加齢・ホルモンバランスの乱れからくる加齢臭は残念なことに誰でも避けられません。いかに自分で気を付けて日々生活をするかが勝負になります。やはり体臭について気にしないよりは気にした方がいいと言えそうですね。私は「大丈夫」が一番危険かも。

加齢臭ってどこから臭うの?

女性のからだの加齢臭は、「頭皮」・「耳の後ろ側」・「背中」・「Tゾーン・小鼻のまわり」・「胸元」から臭いが出ます。

スクリーンショット_051414_100912_PM

スクリーンショット_051414_101229_PM

日々の生活から出来る加齢臭の対処法とは?

暴飲暴食・喫煙・不規則な生活・睡眠不足・ストレスの改善。その他、抗酸化作用のある食材をなるべく多く摂取するようにしましょう。抗酸化作用の高いを調べてみました。

スクリーンショット_051514_090957_AM

スクリーンショット_051514_091204_AM

アーモンド・クルミ・などのナッツ類。グレープフルーツ・オレンジ・レモンなどの果物。キャベツ・ピーマン・ブロッコリー・ほうれん草などの野菜類。その他、春菊・ニラ・青しそ。ポルフェノールを多く含む赤ワイン・大豆・タマネギなど。

一番大切なことは、「からだを清潔に保つ」のは大前提です。これから汗ばむ季節は特に注意が必要ですね。加齢臭って男性ばかり取り上げられていますけど、実は女性も気を付けないとけませんね。コラムを書きながら実感致しました。

美白化粧品について

美白成分とは、メラニンの生成を抑えシミ・ソバカスを防ぎ、肌の外側ではなく内側から効果を実感できる成分を言います。皆さんが意外と勘違いされているのが、美白化粧品では出来てしまったシミ・ソバカスを無くす事は出来ません。美白化粧品の目的は、これから肌の中でメラニン生成される(シミ)のを抑制・予防するものなのでお間違えないように!

OMw5x2x_jpg__2560×1600_

 

出来てしまったシミ・ソバカスの対処法は?

1・・・ピーリングなどでターンオーバーを促す
肌のターンオーバーが乱れる原因でシミの元となるメラニンの排出が上手く肌の内部で行えずシミになっていきます。効果的なのは角質ケアで肌のターンオーバーを促し、メラニンの排出をスムーズにする事で古い角質を剥離し角質に沈着したメラニンを取り除くことが出来ます。

2・・ソバカスはお肌の内部の色素沈着が拡大
ソバカスは、目元・頬の上部などに小さく散らばって細かい点になっています。少しシミとも違いますね。ソバカスはさまざまな原因があるとされています。大きく分けて子供の頃から出来るソバカスと大人になって出来るソバカスがありますが、大人になってから出来るソバカスを薄くすることは大変難しいと言われています。
またソバカスは、できやすい体質があるようです。例えば、間違ったスキンケア法をしている方やストレス、ビタミン・ミネラルなどの不足・睡眠不足や紫外線などが原因とされています。

3・・肌を黒くさせるメラニン色素の抑制・活性酸素の除去が効果的
シミ・ソバカス共に加齢や紫外線など予防や対処法に大きな違いはありません。これから紫外線量が増えてくる季節は特にUVケアが必要になってきます。日々の生活であれば、SPF30PA++もあれば十分です。その他・角質ケアやメラニンを抑制し活性炭素も除去してくれる有効成分を配合した化粧品のご使用をおススメ致します。私は、毎年日焼けをしていますが、フラーレンローションを10年近く使っているせいか、お陰様で目立ったシミがありません。10年間使用した経験から「フラーレン配合化粧品」はおすすめですよ。

 

スクリーンショット_040214_081939_PM
写真は(株)バイオリサーチさんから提供して頂いたものを使用しております。

フラーレン+APPS配合化粧品

ジープラス化粧品の中でも提携先クリニックのドクター・スタッフに一番人気のあるフラーレンローション。こちらはAPPSも配合されています。美容液のような濃厚なローションです。フラーレンは、紫外線防衛・老化防止・メラニン抑制・シワ抑制・セルライト抑制・アトピー抑制・毛穴引締め・炎症緩和などこれだけの作用が確認されています。

また、APPSは通常のビタミンCの約120倍、肌への浸透力も8~10倍とされ他の有効成分と比較しても美容効果があります。抗酸化作用・美肌作用・コラーゲン生成促進作用・皮脂の分泌を抑制してくれる優れた有効成分としても知られています。

上の写真のようにフラーレン化粧品を2か月使用すると肌のシミが薄くなっているのがよくわかります。

4・・・美容クリニックでレーザー治療
化粧品類では、出来てしまったシミは消せません。クリニックで処方されるハイドロキノン・レチノールなどを使ってみるのもいいかもしれません。しかし肌の弱い方はハイドロキノン・レチノールなどでトラブルを起こすケースもありますので注意が必要です。その他、レーザーなどでシミの部分に照射しシミを取ってしまう方法もあります。こちらはクリニックによって料金設定がありますので予め確認した方がいいですよ。

やはり化粧品では出来てしまったシミ・ソバカスなどは無くなりません。あくまでも将来のシミ・ソバカスに対しての予防と考えて下さい。この予防が何よりも大切なことは確かですから日々使うスキンケア法・成分など大切です。特に美白成分については昨年カネボウ化粧品の被害もありましたので慎重に選ぶことをおすすめします。