2015年11月9日| |

化粧品には、使用期限があるのを知っていますか?

化粧品には使用期限があります。

ただし、使用期限を明示しなくても良いケースがあります。

薬事法で「適切な保存条件のもとで3年を超えて品質が安定している製品は、期限を明記しなくても良い」と定められてるのです。

  • 適切な保存条件
  • 3年以上

すごくアバウトな基準ですよね。

保存条件は、人それぞれです。1年中エアコンを使用する人もいれば、極力使わない人もいます。化粧品をおいている鏡台が日当たりのよい部屋の場合もあれば、そうでない場合もあります。

食品には、「賞味期限」と「消費期限」の2つの表示期限があります。賞味期限は、わりと日持ちのする食品に、消費期限は足の早い食品に設けられています。美味しく食べることができるのが賞味期限、味は落ちるけど品質は大丈夫なのが消費期限ではございません!

肝心なのは・・・賞味期限も消費期限も「開封前」に限定されるということです。

賞味期限は開封前

出典:http://beguredenega.com/archives/5434

化粧品の使用期限は食品の賞味期限と同様「開封前」限定です。

使用期限が明記されていない化粧品に関して、未開封で保管管理状態が良いもので3年は使用出来ます。

無添加のコスメは要注意!

防腐剤・酸化防止無添加をうりにしている化粧品をチョイスする方は多いと思いますが、当然のことながら腐りやすい・酸化しやすい化粧品ということです。ですので、使用期限が明記されている場合は、しっかりと使用期限内にご使用して下さい。

化粧品の開封後は空気に触れると酸化が始まります。どんなに高額な化粧品であっても開封後酸化が始まります。又水分の多い製品は、殺菌が繁殖しやすくなるので開封後は早めに使い切りましょう。

もったいないから大切に使おうとすることが、肌荒れの原因に(涙)

開封後の化粧品は酸化し雑菌まみれになっています。劣化された化粧品を使用している為肌荒れを起こしている事に気付いていない方って多いんですよ!大切に使おうなんて思っていると肌荒れを起こし肌にとってマイナス。開封後はなるべく早く使い切る事が重要です。特にクリームは、蓋を開けて使うジャータイプの容器が多く、ついついスパチュラなどを使用しないで手でそのまま肌に付けていると、手の油分・雑菌が付着し成分を変質させる事があります。ほこり・雑菌など特に注意が必要で開封後半年以上も使用するのはお勧めできません。残ってしまった化粧品を捨てるのはもったいないのであれば・・・ボディに使ったりするといいですよ。

高価な化粧品でも同じ!どんなに高価でも使用期限切れなら使わないで捨てた方がマシです!

化粧品は食品と同じで水分と栄養分があるため雑菌・カビ・微生物によって変色腐敗していきます。食品の賞味期限は気をつけているのに、化粧品に関しては全く気にされない方が多くビックリします。

化粧品の安全性についても現在研究が進んでいますが不特定多数の人に長期間使用される化粧品は絶対的な安全性が必要とされています。肌にのせているだけではなく、ある程度浸透して肌の中に入れるわけですから、使用期限の切れた化粧品を使用して肌荒れを起こすリスクを考えてみて下さい。

もしかして?なんて心当たりのある方もいらっしゃると思います。

もし10万円以上もする高価なクリームを買う予定のある方は、2ヶ月ぐらいで使い切るつもりで購入してくださいね。

私だったらそれだけ高額な化粧品を購入するより、美容クリニックでレーザー治療します!これは人それぞれですが、どんなに高価な化粧品を使っても高々知れていると私は考えているからです。

毎日使用する化粧品は本当にシンプルでいいと思います。配合されている成分が自分の肌に必要なものを使っていれば、高額な化粧品を使用しなくても十分効果があります。

高い化粧品がいけないというのではなく、各メーカー素晴らしい容器に入れるコスト・広告で宣伝するコストなど込み込みの値段ですから!ということをお忘れなく。これからクリスマスシーズンになると毎年恒例で高額化粧品が出てきますね。くれぐれも冷静な判断を。

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肌荒れの原因について

  1. バリア機能の低下による肌荒れ

    よく言われている肌のバリア機能。これは、体内に入る異物(紫外線・ウイルス・汚れ)をブロックする・肌の水分保持する働きの事です。このバリア機能の働きが低下してしまうと、肌荒れになりいわゆる敏感肌になってしまいます。

  2. 肌のターンオーバーの乱れ

    肌のターンオーバーとは、肌が生まれ変わるサイクルが乱れによって肌の水分保持能力が低下しインナードライ肌に傾き外的刺激(大気汚染・紫外線・化粧品やメイク類)にも弱くなります。サイクルが乱れると、常に古い角質が肌に残っている状態が続き肌表面はカサカサしてきます。年齢によって肌のターンオーバーは遅くなりますので、常日頃からの角質ケアはとても大切です。シミ・たるみの原因にも大きく関わってくる事も忘れずに。

    大気汚染_日本

  3. 生活習慣の乱れ

    肌にとっていい事とは、普段の正しいお手入れと食事や睡眠いわゆる生活習慣は皆さんも知っていますよね。今はライフスタイルも人それぞれで、千差万別です。早く自分なりのお手入れ方法や化粧品選び、生活習慣のあり方をマスターする事が美容の近道とも言えます。肌荒れについてもその場しのぎの対応ではなく、正しいお手入れと生活習慣の見直しを含め肌の立て直しを目指していきましょう。

  4. 使用期限の過ぎた化粧品やメイク製品での肌荒れ

    化粧品やメイク製品は未開封のもので約3年と言われています。しかし保存状態にもよります。高温多湿の場所での保管はダメです。ここで注意したいのが、無添加・防腐剤が入っていない製品については容器に記載されている使用期限を必ず守ってご使用する事をお勧め致します。 メイク製品(ファンデーション・口紅類)については開封後半年が目安となります。以外と早いと思われている方が多いのでは?きっと口紅やファンデーションは半年ではなくなりませんよね〜?でも直接肌に触れるものは、汚れ雑菌が付きやすく製品の劣化につながります。口紅などは、使用するたびにティッシュで表面をふき取ったりすると衛生的。マスカラ・アイライナーなどのアイメイク類は雑菌を繁殖させるだけではなく、雑菌まみれの製品を使用する事で目の粘膜のトラブルになりますのでアイメイクのひととの貸し借りはしないようにして下さい。なるべくワンシーズンで使い切るようにしましょう。

    汚いメイク道具

     

    不潔なマスカラで肌荒れ

  5. メイク道具による肌荒れ

    ファンデーションのスポンジ・パフ・メイクブラシなどこまめに洗っていますか?皮脂や古い角質・肌のよごれ、雑菌がつきやすいメイク道具。究極を言えば使い捨てが一番なのですが、そうはいきません。でもメイク道具は直接肌に触れるものですから毎日とは言いませんがこまめに洗いましょう。メイク道具は専用の洗剤もありますが普通の石鹸で洗って大丈夫です。お風呂に入っている時に次いでに洗うと簡単です。しっかり洗剤をすすぎ水分をとってから乾かしましょう。ブラシ類は毛並みを揃えて乾かすといいですよ。

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どんなに高価な化粧品でも、開封した瞬間から劣化が始まります。その劣化をできるだけ抑えるために、ジープラス化粧品はエアレス容器を使用しています。

ジープラス化粧品では、化粧品を衛生的にご使用頂けるよう、エアレス容器を使用しております。特にジェル・クリームに関しては、40gにしており一般的なジェルやクリームに比べて量を少なめに作り2ヶ月ぐらいで使い切れるようにしています。又エアレス容器は、衛生的で酸化防止・雑菌を繁殖させず化粧品を使い切る事が出来ます。容器の選び方にもちょっとした理由があるのです。

案外化粧品・メイク製品の使用期限って短いものです。どんなに高額でいいものを使っていても使用期限の過ぎた製品を使っていたら肌荒れや肌トラブルの原因になってしまいます。やはり衛生的に使用する事は肌にとってもとても大切なので、見直すきっかけとなってくれると嬉しいです。又価格=効果ではありません。自分の肌に何が必要か、5年後・10年後の肌に自信がもてるようなお手入れ法や化粧品選びをする事が確実に自分の理想の肌に近づける近道です。