2014年2月21日

インナードライ肌・乾燥肌・敏感肌にはセラミドがいいって本当?

肌のうるおいしっかり満たされていますか?

人の肌は、温度・湿度などにとても左右されやすいのです。冬は皮膚がカサカサしたりかゆみが出たりと、どなたでも多少なりとも肌の乾燥が気になると思います。人によっては、冬と夏でスキンケア用品を変える方もいますよね。どうしても夏場はさっぱりとした使用感の化粧品などをついつい使用したくなりますし、冬場はこってりとしたクリームを使ってみたりととさまざまな対処法で乾燥しないよう肌のケアしていると思います。

年間通して肌にはうるおいたっぷりなケアが大切です!

冬場は、クリームなどをベタベタとつければ満足と思っている方気付けて下さいね。ケアについても肌の中に水分を閉じ込めるようなイメージですね。

肌の表面はうるおいが足りているのにひたすらクリームで乾燥肌を何とかしようとしても効果が実感できない方は、肌の中の水分量が足りない為に乾燥している場合もあります。これをインナードライ肌ともいいます。ではインナードライ肌の方に有効な成分としては、ヒアルロン酸・セラミド・天然保湿因子などが配合されている化粧品がおすすめです。

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セラミドって具体的にどのようなものなのでしょう?

セラミドとは、肌の角質層に存在し、細胞と細胞の中でスポンジのように水分や油分を保持・調節してくれる働きをします。セラミドが不足してしまうと肌内部の水分量が減少し、インナードライ肌になってしまいます。セラミド化粧品って何?とつい聞き返してしまいますがこのセラミドはそもそも人間の肌に含まれている成分で私たちの体のうるおい・保湿維持をしてくれているものなので不足したセラミドを補給してあげることで、皮膚内部が潤いキメ・ハリのある肌に導いてくれます。

肌にはうるおいを生む成分は何種類かあり、このセラミドが優れているのは、ただ保湿をするのではなく肌の水分を外に逃がさないよう維持してくれる力強い成分なのです。

セラミド以外で、肌にいい保湿成分とは?

他の保湿成分は水分を吸収してみずみずしい肌に導いてくれる作用はあるのですが、残念なことにせっかく肌に吸収した水分を簡単に手放してしまうのでうるおいが維持できない。また、セラミドより保湿効果の高い成分もありまが、敏感肌の方は保湿剤を選ばないとトラブルの原因にもなりますので誰にでも効果的とはいえません。

やっぱりセラミドって他よりも優秀な保湿力をもつ有効成分

他の保湿成分と比べセラミドは水分をとらえて離さず肌のうるおいを長時間維持するのに優れています。乾燥肌にはセラミドがいいといわれるのは、乾燥肌になってしまう原因として体質的なこともありますがそれを改善するためにも保湿力のあるセラミドは効果的といえそうです。年間通して使用したい有効成分です。

セラミドっていっても1種類ではなくて色々種類があります。

セラミドと言っても色々な種類があって、例えば自然界で作られたものと人工的に作られたものがあり、さらには擬似的につくられたものもあったりと判断するのが難しいのです。一番効果的とされているのは、動植物から抽出された天然成分を使用するのがいいのですが、大量生産とはいかない為酵母を使って人工的に作られたものも効果的です。またセラミドの成分に似せて作られた偽セラミドもあるようで効果が低いとも言われています。

セラミド配合化粧品は継続したいアイテム

セラミド化粧品の良いところは、もともと肌に含まれているセラミドが配合されているので刺激が少ないことが利点です。乾燥肌はバリア機能の低下し敏感肌に傾いているかたも多くいらっしゃいます。乾燥肌対策と敏感肌対策の両方ができるセラミドは非常に効果的です。

なぜ乾燥肌にセラミドがいいのかというと、乾燥肌の方は皮膚が弱って敏感になっているので普通の保湿剤では刺激が強すぎてしまい使用できないことが多いのです。しかしセラミドの場合、刺激が少なく何と言っても保湿効果が高く肌内部の水分が満たされるようになると肌の基礎力が上がります。

肌のバリア機能も底上げしプルプル肌になるためにも効果的なセラミド

水分を外に逃がさないセラミド配合化粧品は季節を問わず理想的で継続して使用していきたい成分です。

保湿と低刺激を両立できる製品を探すことが大切なのですが、まずは肌のデリケートな目元口元は避けてご自分の肌で試されることが一番です。

reiko