2014年7月10日

「大変!うっかり日焼け」ってどうすればいい?

UVケアで大切なのは、紫外線は3種類あるということです。

UVケアに敏感になる方が多い夏。

UVこと紫外線って3種類あるのをご存じですか?

光のエネルギー量は日光の50%は可視光線で、45%が赤外線残りの5%が紫外線というような内訳になっています。皆さんもご存じのように夏場の紫外線量は冬場と比べ約3~4倍にもなり、特に4~9月の期間は1年間の紫外線の約70~80%を占めています。

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紫外線は英語でウルトラバイオレット(ultraviolet)で、UVと略されます。UVには3種類あります。A波(UVA)とB波(UVB)とC波(UVC)の3つに分けられています。それぞれの紫外線の特徴をご紹介致しますね。

☆UVA

皮膚の真皮まで到達するため老化を進めシミ・シワなど老化の原因になるので要注意が必要です。エネルギーは弱いのですが雲やガラスも突き通す性質をもち長派紫外線とも呼ばれています。波長は320~400mの紫外線(1mmは1mmの100万分の1)。紫外線全体の90%以上を占めています。

☆UVB

短波紫外線とも呼ばれています。波長は290~320mmの紫外線。紫外線全体の10%以下ですがエネルギーが強い為、海やプールなどで遊んでいるうちに短時間で日焼けをしてしまい火ぶくれを起こす原因にもなります。皮膚の真皮の深いところまでは到達しない性質をもっていますが、皮膚がんの主原因になりますので、注意が必要です。

☆UVC

波長は約100~290mの紫外線。地上にはほとんど到達しません。

紫外線は「急性」と「慢性」がありそれぞれにあった対処法とスキンケアを!皮膚へのダメージは侮れません!

紫外線の皮膚への害は、大きくわけると2種類あります。

紫外線による皮膚への害ですが、発症が急激に起きる急性のものと、少しずつ肌に蓄積されて表面に現れる慢性のものと2つに分けられます。日焼けをしてすぐに発症する(日焼けで皮膚が赤くなること)サンバーンと日焼けで皮膚が黒くなるサンタン。その他わずがな日光に当たっただけで皮膚に湿疹やじんましんなどの反応が出る光線過敏皮膚炎、紫外線などで皮膚が乾燥などの症状があります。

♡サンバーン

UVBによって日焼け後皮膚が赤くなり腫れて熱をもち、酷い場合は水ぶくれも出来る場合があります。紫外線を受けて10時間前後がピークになり、個人差はありますが皮膚の炎症が数日間続きます。コワいのが、DNAの損傷も伴いますのでサンバーンを繰り返すと皮膚がんの原因にもなり注意が必要です。これから海辺にお出かけの際には、こまめにUVケアをするようにしましょう。

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♡サンタン

UVAとUVBの両方の作用によるもので、日焼けで肌が黒くなること。紫外線を浴びて72間後からメラニン生成が始まり1か月以上続くこともあります。生成されたメラニン色素は、皮膚の生まれ変わり(ターンオーバー)と共に数か月かけて排出されますが、排出出来なかったメラニン色素はシミの原因になります。またサンタンを繰り返すとメラノサイトがが増えてより肌が黒くなり、くすみ・シミだけではなくホクロの原因にもなります。こちらもUVケアと日々のスキンケアの中にメラニンを抑制する成分を配合した化粧品の使用が有効になります。有効成分としては、ビタミンC(APPS)・フラーレン・トラネキサム酸・アルブチン・カモミラETなどが配合されていると効果的です。

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日焼けの対処法ってどうすればいいの?

大前提として、海辺・登山・スキーと紫外線を浴びる時にはしっかりとUVケアをしましょう。これは女性に限らず男性の方々も同じです。少なくともSPF30以上・PA+++ぐらいのものを目安にご使用下さい。ポイントとしてUVケアはこまめに塗り直す事が重要です。

それでも長時間紫外線に去らされていれば日焼けはします。では、日焼け後どのようにすればいいのかを簡単にまとめました。

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日焼け初期

・急激な日焼けをしたら一刻も早く冷やして下さい。
・日焼けをしたところは、やけどと同じような肌の状態になっています。擦ったりしないよう気を付けましょう。
・化粧水を普段の5倍以上使用するつもりでしっかりと水分補給をして下さい。
・刺激になるような化粧品の使用を控えましょう。

日焼け中期

・日焼け後の肌はとても乾燥します。とにかく保湿を心がけて下さい。
・肌が敏感になっているようであれば、保湿メインのケアで十分です。化粧水だけでは乾燥する場合は重たいクリーム類は避けジェルなどで保湿をして下さい。まだこの段階では、色々化粧品を使用するのは控えた方がいいです。刺激になり肌トラブルが起こる可能性があります。

日焼け後期

・保湿はもちろんの事ですが、シミ・シワにならないように有効成分(美白化粧品類)で早めのシミ・シワ対策を心がけて下さい。有効成分としてお勧めなのが、ビタミンC・フラーレン・アルブチン・トラネキサム酸などです。
・スペシャルケアを週1回~2回ほど取り入れるといいです。例えば、シートマスクなどは簡単に普段の基礎化粧品に組み込めますからお勧めです。しばらくの間は、こまめに行うことでダメージ肌も落ち着いてきます。

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(こちらは、EGF・FGF・αアルブチン成分を配合したパーフェクションナノマスク。成分がナノ化されているので肌の奥まで浸透し、シミ・そばかすを防止し、うるおい・キメ・ハリを叶えるシートマスクです!)

化粧品の安全性を第一に考えているドクターズコスメが、ジープラス化粧品です。

日焼けによる炎症を起こしてしまった肌は、とてもデリケートになっています。普段使用している化粧品が合わなくなったりもしますから、慎重に化粧品を選ぶ事も大切ですよ。

昨年カネボウ化粧品の美白化粧品で白斑症状を発症する大変な出来事がありました。一流化粧品メーカーからこのような被害があった事は私自身も衝撃的でした。まさかカネボウで!ここで「安全性を確保された化粧品を選んで下さい」と言っても何を基準に選べばいいの?と思ってしまいますよね。

ジープラス化粧品はクリニックのドクターとの連携を密にしています!

化粧品の安全性、信頼性という点において、ジープラス化粧品は常に提携先のドクターと密接に連携を取ることができます。ですので、万が一の時でもご連絡いただければ即対応いたしますので、ご安心下さい。ドクターズコスメとして化粧品を販売している以上、トラブルが起きた場合「どこかのクリニックで診てもらって下さい」なんて無責任なことは言えません。クリニックのドクターによるサポート体制がなければドクターズコスメの意味がないと考えています。

消費者の方も価格で選ぶのではなく、今の自分に必要な成分を選んで化粧品選びをしてください。そして、少し専門的になってしまうかもしれませんが、化粧品に含まれている成分について、少しだけでもアンテナを高くすると情報も集まります!

皆様には、化粧品の成分について消費者目線で分かりやすく「社長コラム」でも今後取り上げていきたいと思っていますので、当ホームページをどうぞよろしくお願いします。

紫外線に負けない肌にする化粧水
reiko