2016年2月12日

就職活動を控えているみなさんへ・・・「軸」ってなんだろう?

<今日は娘が登場です(笑)>

初めまして、娘です。いつもは母がコラムを書いていましたが、以前母が書いた就職活動についての記事を読んで、私も書いてみようかなと思い、今日はこの場をお借りして私の就活に対する意見を書かせていただきたいと思います。よかったら最後までお付き合いくださいね。

 

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http://core0.staticworld.net/images/article/2014/12/job-candidate-selection-thinkstock-100533731-primary.idge.jpgより引用

 

<就活用語の使いが言う、「軸」ってなに?>

就職活動が始まると、たくさんの社会人っぽい用語を聞くと思います。たとえば、思い出すという意味の「リマインド」という言葉は就活が始まるまでは使いませんでした。難しい用語を使って自分の能力を高く見せたいのか分かりませんが、就活を通じてナゾの就活用語の使いが大学には出現します(笑)。ちなみに父は就活という略語自体知りませんでした!

その中でもなんだこりゃ?と私が疑問に思った言葉は「軸」という言葉です。「自分自身の軸」「企業選択の軸」、と種類はあるようですが、ざっくりいうと、まずは自分はどんな人なのかを知るために自己分析という作業を行います。すると、自分にとって大切なポイントが出てきます、それが軸だそうです(笑)。

その軸をもとに志望企業・業種を決めていきます。たとえば、海外に住んでいたことがあるから将来は海外で働きたい、0からスタートすることに魅力を感じたからこれから伸びる企業で働きたい、などなど。

就活対策サイトのキャリアパーク!によると「軸」を見つけるには、過去の自分がなにに感動したか、どんなことに心をふるわせたのかを書き出してその中から3つほど大切な軸を見つけ、それをもとに志望企業・業種を決めます。なるほど……自分の感性が「軸」なんですね。

 

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http://deibacompany.blog.fc2.com/blog-entry-168.htmlより引用

 

<本当の「軸」ってこういうものじゃない?>

でも待って!これって「軸」ではなく「願望」なのではないでしょうか。先ほどの軸が自分の人生を決めるものなのであれば、仮に志望企業に入れたとしても希望の配属にならなければ、その軸って壊れちゃわないの?と思いました。

就活でいう「軸」とは、あくまでも志望企業に対して、自分が適正な人材であることを示すための道具なのではないかと思います。志望企業を決めることは大切ですし、必要なことです。

しかし、自分の周りを見ていると、安定しているから、収入がいいから、ネームバリューがあるからという理由で企業決め、その企業の方針や強みに自分の経験をどうにか当てはめて「軸」としているように感じます。

私が思う「軸」とは、ふわふわしているけど、決断のときにはゆるがない、目に見えない暗黙の法則みたいなものです。

私はよく自分の将来、自分の強みと弱みを考えて過ごしています。つまり、自己分析を日課にしています(笑)。すると、意識しなくても本当の「軸」が見つかり、将来像を描くことが出来ました。

 

<波乱の時を生きる私たちだからこそ必要な本当の「軸」>

まだまだ私たち20代は無限の可能性に満ちています。大学4年生になったら就職活動をし、卒業したら定年までどの企業で働こうかな?と考えることよりも先に、本当の自分の「軸」とは何か?と考える時間をもうけるべきなのではないでしょうか。

そのために、普段から両親や尊敬している周りの大人や友人にお話を聞きながら、自分ってどんな人?、自分の魅力ってなに?、自分の欠点ってなに?と自分に問いかけて、自分という人間を客観的にみれるようにしましょう。

そしてそれが出来たら、過去に選択をしないといけなかったとき、どうしてその選択をしたのかを思い出しましょう。

客観的にみた自分と選択を迫られたときの自分に共通点がきっとあると思います。それが「軸」です。それがどんな軸でもしっかり考えたのであれば自信を持てるはずです。

ですから、これから就活を控えているみなさんに私が言いたいのは、就職活動はあくまでも選択肢の一つであるということ。自分で可能性を潰してしまわないためにも、今一度「自分」というたった一人の存在を確認し、選択をして欲しいということです。

それが就活なら、可能性を失わないため、好き嫌いせずいろんな企業にエントリーしてみること。違うと思っていた企業が実は自分に合っていた、またはその逆であったり、色々な企業にエントリーして企業分析をしたからこそ見えてくる企業同士の違い、そんなことが分かると思います。

就活をしないのであれば、プライドを捨ててそれだけに取り組むこと。去年の私は、失敗してしまった時にそれが周りの人に知られるのが恥ずかしいからなるべく言わないでやり通そうといういらないプライド、簡単にいうとわがままのために、無駄な時間を多く過ごしてしまいました……トホホ(汗)

今を生きる私たちの世代は、様々な考え方を認めながら、そしてその中でみんなで共通できる認識を持ちながら、自分の地位を確立していかなければならない、波乱の時代の中に生きています。だからこそ自分の中でゆるぎない「軸」を持ち、それを信じて人生設計していく必要があるのだと思います。

私もまだまだ22歳。人生の先輩である両親のサポートのもと、「軸」を見つけて人生設計をし、生活できていることに感謝して、目標を実現出来るように頑張らないといけませんね。

最後に私が驚いた就活事情。証明写真を撮る時は、眉毛の色は髪の毛の色に近づけて撮影に挑まなければならないようです。嘘でしょう、そんなのどうでもいいじゃん!なんて思ってはいけませんよね(笑)

 

reiko
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