大人ニキビはなぜできる?どう治す?

若いときだけと思っていたら、30歳を過ぎてもポツポツ現れるニキビ……。思春期のニキビは皮脂分泌が過剰になることでできますが、大人ニキビは、肌のターンオーバーの乱れや活性酸素、乾燥、ストレスなど、様々な原因が重なって起こります。原因が解消されなければどんどん悪化していくだけですので、原因に応じたスキンケアが重要になります。

あなたの大人ニキビタイプは?

ニキビと言っても進行具合によって症状は異なります。自分はどのニキビがでやすいのかを知って、対処しましょう。

ニキビ進行度1 小さいポツポツの白ニキビ

乾燥や肌のターンオーバーの乱れによって古い角質が毛穴をふさぎ、毛穴のなかにどんどん皮脂や汚れが溜まります。ニキビの原因となるアクネ菌は毛穴の奥に溜まった皮脂を栄養にし、異常繁殖してニキビの原因となります。

ニキビ進行度2 皮脂が酸化してできる黒ニキビ

詰まった皮脂が毛穴を押し広げて、表面に出た脂は空気に触れて酸化し黒く見えます。黒ニキビは無理に取ろうとすると炎症を起こして、赤ニキビになる恐れがあるので要注意。

ニキビ進行度3 炎症を起こし赤く腫れる赤ニキビ

毛穴のなかでアクネ菌などが増殖し炎症を起こして赤く腫れ、痛みを伴います。放置すると、膿が溜まって黄ニキビへと発展します。

ニキビ進行度4 凸凹のニキビ跡が残る黄ニキビ

赤ニキビを放置すると皮脂を栄養にしてアクネ菌がどんどん増殖し、毛穴のなかに膿が溜まっていきます。ここまで進行すると、ニキビ跡が残って肌は凸凹状態に。

大人ニキビの原因は?

大人ニキビは、肌のターンオーバーの乱れや活性酸素、乾燥、ストレスなど、様々な原因が重なって起こります。当てはまるものはひとつずつ改善して、ニキビのできにくい美肌を目指しましょう。

原因1 ホルモンバラスの乱れ

仕事や人間関係などの日々のストレス、生理、妊娠・出産などにより、ホルモンバランスが崩れ、皮脂分泌が過剰に。結果として毛穴を詰まらせ、大人ニキビの原因になってしまいます。

日々のストレス 生理、妊娠・出産
人間はストレスを感じるとストレスに抵抗するために男性ホルモンが多く放出されます。 男性ホルモンが必要以上に分泌されることで皮脂分泌が過剰になります。 女性には卵胞ホルモンと黄体ホルモンがあり、生理前や妊娠中には黄体ホルモンが増えます。黄体ホルモンはニキビを作りやすくする男性ホルモンに似た働きをするため、ニキビができやすくなるのです。
また、出産後は卵胞ホルモンが活発化するためホルモンバランスが乱れてニキビができやすくなります。

対策1 ストレス発散&洗顔

ストレスが原因の場合には、ため込まずにこまめに発散できる方法を探しましょう。暴飲暴食や不規則な生活習慣ではさらにニキビを悪化させる原因になります。肌にストレスを与えないように、規則正しい生活をこころがけましょう。

また、皮脂分泌が過剰になり毛穴が詰まりやすくなることで大人ニキビが起こりますので、皮脂をしっかり取り除けるような洗顔をしましょう。

原因2 乾燥

肌は乾燥していると角質が硬くなり、毛穴のなかにある皮脂が外に排出されにくくなりニキビができてしまいます。大人ニキビができている肌はバリア機能が低下しているため、余計に水分を蒸散しやすい状態。さらに乾燥を招き、ニキビが悪化しやすくなります。

対策2 肌の潤いをたっぷり補給

硬くなった肌を柔軟にするために、保湿をたっぷりしましょう。肌表面にのみ水分を与えても意味はありません。肌奥深くまで水分を浸透させる美容成分や、水分を逃がさない保水力のある美容成分を配合した基礎化粧品を選びましょう。たっぷりと潤った肌はニキビができにくくなり、肌機能の低下も防ぎます。

原因3 ターンオーバーの乱れ

肌細胞は常に分裂を繰り返し、古い角質から新しい角質へと生まれ変わっています。この肌の新陳代謝のことを「ターンオーバー」と言い、通常28日周期で行われます。

しかし、ストレスや不規則な生活習慣、加齢などによってターンオーバーが正常に行われないと、古い角質層が皮膚表面に残り厚い層を作ってしまいます。すると、ニキビの原因となるアクネ菌が毛穴の奥に溜まった皮脂を栄養にして異常繁殖し、ニキビを作ります。

対策3 角質ケアでターンオーバーを改善

皮膚表面にいつまでも古い角質層が居座っていると、肌のターンオーバーは正常に行われません。古い角質層を取り除くには、ピーリング洗顔がおすすめです。古い角質を取り除き新しい角質に生まれ変わることで、潤いやハリ・弾力など肌本来の美しさを保つことができるようになります。

原因4 紫外線

紫外線を浴びると肌はバリア機能が働いて角質が硬く厚くなります。バリア機能が低下すると肌は水分を保持する力がなくなり、乾燥状態に。肌が硬くなって乾燥すると、皮脂は閉じ込められ大人ニキビができやすくなってしまうのです。また、紫外線を浴びることでメラニンが形成され、ニキビ跡に黒いシミができてしまうことも。

対策4 紫外線対策

紫外線は1年中降り注いでいるため、年間を通しての紫外線対策が重要です。日焼け止めに加え、日傘や帽子などで紫外線をカットしましょう。特にニキビ跡に紫外線が当たると、色素沈着が起こりやすくなるので要注意。

原因5 不規則な生活習慣

仕事や家事・育児などで忙しい現在において、生活習慣は乱れがち。しかし、不規則な生活習慣は肌のバリア機能を低下させ、アクネ菌が繁殖しやすい肌状態になります。

【肌にNGな生活習慣】

  • 脂っこい物、甘い物、極端に香辛料の強い物を頻繁に食べている
  • アルコールを飲む機会が多い
  • 食事時間が不規則
  • タバコを吸う
  • ビタミンが不足している
  • 睡眠不足
  • 化粧を落とさないで寝てしまう
  • 二キビを隠すために髪で顔を覆う

対策5 規則正しい食生活&生活習慣

大人二キビは食事や睡眠などの生活習慣と密接に関係しています。現在の食生活や生活習慣を見直して、肌の抵抗力を高めましょう。

【食事】

緑黄色野菜を中心に、規則正しい時間にバランスよい食事を心がけましょう。

ビタミンA ニンジン、ほうれんそう、かぼちゃ、レバー お肌のターンオーバーを促します。
ビタミンB2・B6 卵、乳製品、海藻類、まぐろ、かつお、鶏ささみ 皮脂の分泌を抑制します。
ビタミンC サツマイモ、じゃがいも、赤ピーマン、アボカド、フルーツ、モロヘイヤ
コラーゲンの生成促進、抗酸化作用でニキビを防ぎます。
ミネラル 乳製品、キャベツ、穀物、カキ ホルモンバランスを整えます。
食物繊維 サツマイモ、ごぼう、きのこ、豆 便秘を解消し、脂質代謝を調整します。

【睡眠】

睡眠が不足すると自律神経が乱れ、皮脂分泌が増加します。肌の新陳代謝を促す成長ホルモンの分泌は夜10時~深夜2時の間に増えるので、この時間に眠り7時間以上の睡眠を心がけましょう。

脱大人ニキビのためのスキンケア3原則

原則1 古い角質をピーリング洗顔

ニキビの原因となるアクネ菌は毛穴の奥に溜まった皮脂を栄養にして、ニキビを作ります。ですので、アクネ菌を過剰に繁殖させないよう、古い角質をしっかり取り除くことが大切です。刺激の少ないピーリング洗顔料で古い角質や毛穴のなかにある皮脂・汚れをしっかりオフして、肌のターンオーバーを正常化させましょう。過剰な洗顔や刺激が強いピーリング剤は皮脂を取りすぎて、水分保持機能を下げてしまい、水分を補おうと皮脂分泌を過剰にさせてしまうので注意が必要です。

泡でやさしく洗うのが洗顔の鉄則!

洗顔料を手に取ったら、手のひらにくぼみを作って水分と空気を含ませ、ホイップクリームのようにキメ細やかく弾力のある泡を作りましょう。泡で顔全体を包み込んでなでるようにやさしく洗います。ゴシゴシ洗いは厳禁。お肌にダメージを与えてシワの原因にもなってしまうので絶対にやめましょう。

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原則2 たっぷり潤いをチャージ

乾燥して硬くなった肌は皮脂が外に排出されにくく、バリア機能の低下を引き起こします。保湿をたっぷりすることで、肌は柔軟になりキメと弾力が復活します。化粧水に配合されている美容成分のなかには、ヒアルロン酸やプラセンタなど肌奥深くまで潤いを閉じ込め水分を保持できる物もありますので、乾燥が気になる人は保水成分配合の化粧水を選ぶとよいでしょう。

原則3 ビタミンCで皮脂の分泌を抑制

お肌の老化や疲れが気になる場合には、高機能の化粧水を選んだり、いつものケアに美容液や美容クリームをプラスしたりして、積極的に美容成分を補給するのもひとつの手です。大人ニキビにお悩みの方に特におすすめしたいのが、「ビタミンC」。ビタミンC誘導体入りの化粧水かビタミンC配合の美容液などを、毎日使うアイテムに取り入れるとよいでしょう。

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